ポケットMP3プレーヤー WAKA-MP3

----- 部品表 -----

----- 準備しておいた方が良い工具類 -----

----- 回路図 -----
回路図はChaNさんのホームページ ELMをご覧ください

----- 組み立て手順 -----

左がキットに同胞されている部品類です。
右がスマートメディアのソケットとICの写真です。

まず、前準備。
基板は、MP3プレーヤー本体、スマートメディアソケット部分、AVRISP部分と1枚の基板になっていますので、基板に彫られている溝に従い慎重に切り離してください。
また、コネクタ、ヘッダピンを6ピン、22ピンに切り取っておきます。
取説には6ピン、22ピン、2ピンとなっていますが、2ピンは電源用のコネクタに使用するのであろう物なので電源のコードを直接基板に取り付ける場合は不要になります。

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取説に従いまずAVR-ISPを組み立てます。
ICの取り付けは慎重に行います。
はんだがICの脚でブリッジした場合ははんだ吸い取り線で吸い取って余分なはんだを取り除きます。


C201の所には図のようにコンデンサを取り付けその上に抵抗680Ωを乗せてはんだ付けします。


J201側にIEA232(RS232C)ケーブル、J202側にフラットケーブルとその先に6ピンに切り取ったコネクタをつなげます。
フラットケーブルは長くなり過ぎないように注意してください。また、コネクタのピン番号に注意してください。

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次に、本体基板のチップ部品類のはんだ付けを行います。
ICの取り付けはAVR-ISPの時より足の間隔が狭いのではんだ付けは慎重に行います。
ブリッジははんだ吸い取り線で余分なはんだを取り除いてください。
以下に注意する点を図解で示します。





チップ部品類のはんだ付けが終わったら残りの部品のはんだ付けを行います。
Q1のトランジスタはシルク印刷のミスで、トランジスタの向きは印刷と逆になりますので注意が必要です。
今後直るのだろうか・・・
この辺は説明書や別紙を良く確認してください。
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スマートメディアソケットを基板に取り付け、本体側に22ピンに切り取ったヘッダーピン、スマートメディアソケット側にソケットを取り付けます。
ここで仮配線を行い取説に従いながら動作チェック、ファームウェア書き込み、MP3ファイル転送、再生を行い正常に動くことを確認します。



正常の動作するようであれば、ケースに組み込みます。
基板のサイズは秋月電子のSK-5がちょうどよいのですが、
1・ステレオジャックが基板に取り付けるタイプではない。
2・基板は単4電池×2本の電池ケースを想定しているが、キットには単3電池1本である。
と、基板そのものはオリジナルの物に沿っているが、付属している部品がそれに合わず、組み込むのが難しかったため少し大きめのケースにしました。
ケースに組み込むとスイッチを押せなくなるため、塩ビ板を加工しスイッチを押しやすくしています。
ステレオジャックは、ケースが厚く取り付けられないのでアルミ板をL字に加工してケースに取り付けています。


完成


----- 感想 -----
今回、部品のほとんどがチップ部品なので、取り付けるのに苦労しました。
ICのはんだ付けはブリッジには何度も悩まされました。
位置を固定するための仮止めした後、何も考えず一気にはんだ付けして後で吸い取り線で吸い取った方が楽かもしれません。 ただし、熱の加えすぎには注意してください。

完成して実際に試聴してみましたが、結構音質もよく結構使えそうでした。
ゲームラボの98年5月号にプレステのケースをスケルトンにするための記事があり、それを参考にして樹脂でケースを自作できたら面白いかもしれません。
でも、そうすると結構高くつきそうです(汗)

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