見つけたPC-E220サービスマニュアルの基板の図面と、手持ちのPC-G803の基板を見比べる。
やっぱり同じか?
さて、回路図の方も何気に眺めてみる。
11ピンコネクタとブザー回路にズーム。
方々の資料ではNCとなっている1番ピンとCPUのBZ(BUZZER)端子に100KΩを介してトランジスタにつながり、圧電ブザーを駆動している。
ネットで拾ったPC-E200の取説によれば、1番ピンはMTOUT2という名称で、オプション機器からブザーを鳴らすための入力端子らしい。
ん?
名称はMTOUT2なのに入力?
ともかく、基板を見るとそれらしいパターンが見つかった。
どこのサイトか失念したけど、同じように抵抗とトランジスタを追加して本来の機能としてのブザーを実装したところがあったはず。
とにかく、どこに何を付ければいいかわかったら、実際に組んでみるだけだ。
トランジスタは図面では2SC2412となっているが、手持ちの関係で2SC2712を使った。
チップ抵抗は3216(mm)サイズの100KΩが2個と4.7KΩが1個。
該当のパターンに抵抗とトランジスタを実装。
ブザーはどこにつけるのだろうと思ったら、PC-E220の基板の図面に書いてあったので、それに合わせて接続する。
ブザーの取り付けについては、ちょうどぴったりはまる場所があるので、そこに取り付ける。
このままだと開けたケースを元に戻すとき、ブザーが外れてしまうので、テープで固定して蓋を閉める。
閉めるときブザーの配線が電池側にはみ出ないように気を付けないといけない。
BEEPコマンドで音を鳴らし、実際に音が鳴ることを確認。
BEEPコマンドは以下のようなパラメータで回数、音程、長さが指定できる。
BEEP 回数,音程,長さ
周波数:1300000/(166+22*音程) Hz
長さ:長さ*(166+22*音程)/1300000 秒