先日作成した2.5mmの3極プラグのシリアルケーブルだが、ポケコン→PCへの転送は問題ないが、PC→ポケコンへの転送がうまくいったりうまくいかなかったりする。
どうも接触が悪いらしい。
幸い、30ピンコネクタにもシリアルのピンが出ているのでそこにつなげるアダプタを作ることにする。
ついでに、プリンタをつなげられるようにすることにした。
国会図書館でポケコンジャーナルを確認して、93年2月号にプリンタインターフェースの記事があったのでそれを参考にする。
ちなみに『Z1/FX890P活用研究』という本もチェックしたいと思ったが、どうやら国会図書館にないらしい。
28ピン、29ピンの信号名が逆になっていて、信号名が逆なのか、番号が逆なのか迷ったが、『カシオポケコンによる機械制御実習』で見た30ピンコネクタからI/Oを取り出す回路を見て信号名が逆だと判断した。
しかし、信号のタイミングを考えると番号の方が逆のようにも感じるし、どっちなんだろう。
シリアルとプリンタインターフェース。
本当はFT232RL USBシリアル変換モジュールキットを取り付けようと思ったけど、プリンタだけ使いたいとき、モジュールにUSBをつながないで信号線だけつながっている状態になるのが嫌だったので、信号だけピンヘッダに出すようにした。
しかし、今どきセントロニクスインターフェースのプリンタなんて入手しづらい現状で需要あるかしら。
ヤフオクなんかで何とかプリンタを手に入れることはできるかもだけど。
ハーフピッチのピンヘッダの部分。
ピンヘッダの部分は、ハーフピッチの基板を使用。
ポリウレタン線を使って配線し、低頭ネジを使って固定。
実際にプリンタにつないでみたところ。
F.COMメニューやBASICのLLISTで印刷してみる。
ちなみにリストは、エミュレータを動かすのに必要なROMの内容を転送するプログラム。
ほかにLPRINTも試してみる。
LPRINTも印刷できた。
今回もMSXのプリンタで試したけど、他のプリンタでも多分大丈夫だろう。
暇があったら確認してみるか。