PC-9821La10にFDDをつないでみる

PC-9821La10にFDDをつないでみようと思った。
PC-9821La10を手に入れたばかりのころ、ヤフオクでは適合する型名875542-001のFDDが2万円で出品されていた。
本体より高い。
しかも動作未確認のジャンク。
動作確認済みとかメンテナンス済みってならもしかしたら買ったかもしれんが、動くかどうかわからんものにいくら希少なものとはいえそんな高値は出してられない。
そんな金額出すなら別の機種を買う。
しかも3/5ぐらいの金額でだ。

・・・・・・?!
ま、こちらは別の記事にまとめるとして、利用できそうなFDDをいくつかそろえる。

工作室の記憶というところにPC-98用のFDDなどの情報がまとまっていたので、もろもろ参考にして、FD1238TやFD1138Tを手に入れる。
ハーフピッチのアンフェノールコネクタもAmazonで手に入れることができた。
と、そんなこんなしていたら875542-001が1,000円でヤフオクに出てきたので、そちらのほうをなんとか競り勝って手に入れる。
それでも2,000円しない。
バカ高いジャンクを買って動かなかった場合ダメージはでかいが、良心的な値段だと、動かなかった場合でもその金額で必要な機材を手に入れて修理したりできたりするものだ。

さて875542-001を手に入れたものの、PC-9821La10つないでみたもののFDDへアクセスするとものすごい音がするものの読み込むことができない。

動かないことは想定済みだったので、分解して中身を別途手に入れた薄型FDDのFD1238Tを入れ替えてみる。

まさかの全滅orz
たしか動作確認済みってやつも買ったはずなのに。
件のサイトによれば、同じFD1238TでもPC-98用とPC/AT互換機用の2種類があるらしく、別途手に入れたFDDドライブI/F変換モジュールで確認してみたら確認済みってやつはこっちで動いた。
が、他はやっぱり駄目だった。
それでもFDDにかけた総額は、2万円に比べればまだ安い。

気を取り直して、FD1138Tで試してみる。
件のサイトの情報をもとにケーブルを作成。

機械部分を丸出しのまま使うのは気が引けるので、5インチベイのマウンタに載せる。
なんかいいケースがないものか。
さて、デスクトップ用のFD1138Tをつないでみたところ、こちらはすんなり読みこむことができてしまった。

ドライブをつないでDOSを起動して、DIRコマンドでフロッピーディスクの中身を表示。
FORMATコマンドでフォーマット、システム転送して、そのフロッピーディスクでMS-DOS起動ができることを確認。
読み書きできることを確認したが、フロッピーディスクによっては挙動が怪しいことも。
この場合、ドライブが悪いのかディスクが悪いのか。
古い機械なのであちこちガタが来ているわけでこればかりは何ともしようがないのだろうか。

カテゴリー: PC-9821, 電子工作 パーマリンク

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