ApplePiを2種類作ったところで、公式LCDに取り付けたRaspberryPiも機能拡張してみたくなった。
そういえばRTCにはDS1307を使ったけど、スイッチサイエンスのミニRTCモジュール(販売終了)などで使われているDS3231を使えればICの大きさはあるけどクロック内蔵のためにほぼ外部部品無しで使えるから便利なんですけどね。
端子の半分がNCで(GNDにつながっているけど)実際に使うのは、電源,GND,SCL,SDA,バッテリー,32KHz,INT/SQWの8ピンだけ。
そのうち実際に使うには電源とI2Cに必要な4ピンだけ接続すればいいんで楽なんでしょうけど、ググってみたりAmazon見たりすると、何かしら基板に組み込み済みのモジュールはいくつも見つかるのだけど、いつも行く店のカタログでは単品で扱っているようなところは見つけられなかった。実店舗を探してみるしかないかな。
それはおいておいて、公式LCD用にもハイレゾリューションオーディオDACモジュール MM-5102を載せてみたくなった。
また、RTCを載せてみようと思い、またそのためにPCA9515Aを載せることにした。
LEDは本体の背面にあってもいちいちひっくり返すのかと思ったし、普通に画面に表示させればいいだろうとキャラクタLCDは省略。
でもスイッチはあれば何かの役に立つだろうと思い載せることにした。
基板はaitendoのユニバーサル基板(Pi)[UPi-5665]を使ったけど基板の厚さが1.2mmでちょっと丈夫さに不安が。
サンハヤトのRaspberry Pi(ラズベリーパイ)用ユニバーサル基板 UB-RPI02にすればよかったのだろうけど値段がなぁ・・・
また、RaspberryPiとつなぐコネクタは、LCDとのフラットケーブルの関係で背の高いピンソケットを使うことにした。
スタッキングコネクタのピンはそのまま使いたいと思っていたのだが、単純に後ろに伸ばすと机と干渉してコネクタの取り付けが不便になりそうだったので、信号取り出し用のパターンにピンヘッダを取り付けることにする。
タクトスイッチつけることにしたものの、背面だけでは不便だろうと延長して使えるようにもした。
普段はジャンパーピンで基板側のタクトスイッチを使うようにしているが、ジャンパーピンを外してコネクタで別途スイッチ用の基板に延長できるようにした。
スイッチだけではつまらないので、LEDも2つつけてみた。
この辺はApplePiの仕様にこだわる必要もないのでLEDをもっとつけてもよかったんだろうけど手持ちのLEDの種類がバラバラなので、形状が同じものがそろっているこの赤と緑にした。
一応黄色もあったけど、それもつければよかったかな。
実際につないで動作の確認の様子。
SW1~6を同時に確認できるスクリプトを即席で作って確認しているところ。
RTCはつけたものの、前述の問題のためまだ未設定。
ちなみに仕様の違いは以下の通り。
機能 | オリジナル ApplePi |
カスタム ApplePi |
公式LCD 拡張基板 |
キャラクタLCD | 8桁×2行 | 16桁×2行 アイコン表示 |
無し |
スイッチ | 6個 | 6個 | 6個 |
LED | 2個 | 2個+LCDバックライト | 無し 外付け基板で対応 |
IR受信/送信 | 有り | 無し IR送信はLCDバックライトに流用 |
無し |
温度/湿度/気圧 | 有り | 無し | 無し |
MM1502(DAC) | 有り | 有り | 有り |
RTC | 空きスペースに後付け | 空きスペースに後付け | 有り |