たまに、LANケーブルを作ったり直したりすることがある。
ケーブルが正しくできているかテスターとか使って確認するのだけど、ピンが細いので結構めんどくさい。
ケーブルテスタがあれば簡単にチェックできるのだけど、市販されているのは結構高い。
探せば安いのもあるのだけど、たまにしか使わないし、仕組み自体簡単なので自分で作ってみることにした。
4017使えば簡単にできるだろう思っていたところ、ちょうどよさそうな作品を見つけた。→10BASE-Tケーブルチェッカ
秋月で買った基板とLANコネクタDIP化キットを使って製作した。
シールドの導通も確認できるようにするため、元の回路のQ8をシールド部分に割り当てる。
また、RESETはGNDに落として全消灯のタイミングを作った。
下のGIFアニメは実際に動かしてみたところ。
シールドケーブルではないので、リモート側の9番目のLEDは点灯していない。
本体側とリモート側。
ケーブルの種類によってリモート側の点灯パターンが違ってくるので、テプラで番号を打ってある。
LEDにも透明シールで番号を打った。
10番目は使っていないのでXとしてある。
配線の様子。
4017の出力ピンがQ0~Q9の並びになっていないので、ポリウレタン線を使って省スペースで配線。
LANコネクタのところは若干距離が長いので、普通のケーブルで配線。
シールドを基板固定用のピンに配線。
実際使ってみると、結構楽にチェックできるので作ってみて良かった。